top of page
検索

名作‘シェルブールの雨傘’をもう一度




昔見た映画をもう一度みたら

こんにちは、昨日、久しぶりに

以前一度見た映画を見てみたら、

実は話の内容を全然覚えていなくて

驚きました


“シェルブールの雨傘”


大変有名で、表紙は見たことある方も

多いと思います。

カトリーヌ・ドヌーブが大スター

になるきっかけの映画です。


でも、20代の頃に見た時はきっと、

見たというより、映像として見た感じです。

その時代のカトリーヌ・ドヌーブの

可愛らしい衣装にとても気を取られて

内容が入ってきていなかったのですね、、(笑)


改めてみると、1957年から63年の

アルジェリア戦争中から終わりの

フランスなのですが、いろいろ心情などがよく

伝わりました


映画の中で4章で分かれていて、

区切りがあるのも興味深く感じました。

数ヶ月、年単位でストーリーが

動いていきます


17歳のジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ)と

20歳の青年ギイとの恋愛と

ジュヌヴィエーヴの母子2人で暮らす中、

雨傘店経営で多額の納税書が届き悩む母、

そして、夢を見ながら恋愛をする若い2人。

母は娘にはお金のある人で地に足のついた人と 結婚すれば幸せになると言われ、

娘は青年ギイとの間に妊娠がわかり、

戦争に行ってしまってから2年待たなければならず

幼い子供を抱えどうすればいいのか、

気持ちが不安になってしまう。 そこへ、宝石商人が現れ、ジュヌヴィエーヴ に恋をして、子供も全て受け入れるという

申し出を受ける。

気持ちが共感できるので

とても切ないストーリーですね。

街並み、衣装が非常に好きなので

見入ってしまいます。


内容は見てない方もいるかもなので、

お伝えできないのですが、

最後のエンディングは

美しく深くて、切ない感じと幸福感と

入り混じる複雑な思いが残ります。


フランス映画らしくて、好きでした

最後はどう考えるか、

見た人に任せる感じです


きっと、この映画を一緒に観た人は

終わりのところについて、

話したくなりますね。

私としては、ハッピーエンドというよりは

この当時は、若い女性の立場や母親からみる

子供の気持ちに対して、

権利やこうあるべきが強くて、

女性が活躍するには難しいために

起きる結末です

でも、幸せであることには変わらない。

現代ではこうならないんですよね、きっと。



ドキドキ、ハラハラという映画ではなく

自然に流れるような展開です。


前編がミュージカルで当時画期的な手法でした、

それもまた深刻すぎずに、ストーリー展開が

次々と通り過ぎるようで、個人的には好きです


これを見たら、20代の頃みた、

多くの映画もう一度振り返りたくなりました。

きっと、内容をあまり覚えていなくて、

映像のインパクト、音楽、衣装

記憶が残っているのが多いのですね。


それでは、また映画のお話しは次回に。。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。 少しでも共感やお役になる内容だと嬉しいです。


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page